これは、しらさぎ幼稚園のコアハウス(図書室)です。約2000冊の絵本・児童書があります。
なんでコアハウスって言うかというと、地球の中心がコア。そしてこの園の教育の中心が絵本だからです。
次は年少組の保育室の一角。他の部屋も同じような感じ、かなりの冊数の絵本があると思います。薄いのはこれまでの「こどものとも」や、「こどものともセレクション」たちだからです。(薄いけど、ちゃんとした絵本です。)
あなたのお子さんの園、また行こうと思っている園の「言葉の環境」はどうですか?
「保育雑誌」ではなく、「絵本」・できれば良質な絵本が保育室にもありますか? 絵本→子ども向け→カワイイ絵がついていればどれも一緒…ではありません。もし見学させてもらえるなら少しその点を注意して見てください。
何故って、お子さんが過ごす場所にどの位良質な絵本が存在するかどうかは、そこの「言葉の環境」そのものだからです。人間の知能・思考は「ことば」から生まれてきます。それが豊かかどうか? 大きな問題です。
「物語から想像力が広がっていくことがなければ子どもの心に残らない」
日本の児童文学界に偉大なる足跡を残した松居 直さんの言葉です。だから「保育雑誌」ではなく「本物の絵本」を当園は採用しているのです。